2008年11月23日日曜日

久夛良木氏の講演を聴いた。

電気通信大学という大学の90周年記念講演として久夛良木氏がくると言うことでわざわざ見に行ってみたので、全体の流れと私見を書く。

久夛良木氏の印象としては、思ったより少年っぽい人だなという印象。随分なキャリアの持ち主にしては珍しいのではないだろうか。

全体で100分強話をした訳だが、前半は学生時代何をやったかと、プレイステーションの開発に至る迄の自分のキャリア、そしてゲーム業界の幕開けと発展についての話だった。学生時代とソニー入社時の話は自分の好きなことを延々とやらせてもらえたんだ!という話だった。

研究段階から、製品になるまで、最初から最後まで製品に関われると言う貴重な機会を得られる時代に居たことに感謝したいと言う。同時に、現在の人は色々なことを簡単にできるプラットフォームやフレームワークはあるものの、ブラックボックスが多い為に理解が進まず、その結果本当の楽しさにたどり着けてないのではないかという持論を展開していた。

後半になると、これからのIT業界、そして理系として注目したい技術や研究等の話になっていった。まずIT業界に関してはクラウド方向に向かっていることを示唆しており、超処理能力を持つサーバとネットワークインフラそしてそれらを存分に使えるソフトウェアのフレームワーク、ライブラリなどが整備されることが重要であるとのこと。そして注目技術としては、バイオ医療や再生医療などの分野があると述べた。これは解析にハイパワーなシミュレータが使われていること、またその技術がもし一般の人に使われるようになれば大きなビジネスチャンスになることなどを挙げていたような気がする。IT業界もそういう波に乗れるのだと言うことを言いたかったのかもしれない。

締め方は電通大生がどうも元気が無いのでこういうことをやりましょう!みたいな喝?をいれてた。
全体的におとなしすぎるので、もっと自分をアピールしていいんだよという感じ。

最後にQ&A。学生からの質問が幼稚だったので割愛。


以下私見

どんな話をしている時も、「楽しい」というキーワードを大切にしている感じがした。例えば
  • 学生時代+社会人初期→最初から最後まで自分で作れて、理解できたので楽しかった
  • PS時代初期 → 遊ぶ人が楽しいだけでなく、作る人(クリエイタ)も楽しいゲーム機を作った
など、そしてその楽しさが氏のモチベーションに繋がっているという様子だった。自分にとって楽しい部分を見つける、そして楽しいと思える部分を伸ばす。それが大切。また情報や学問のアンテナを伸ばしておくと、楽しめることが増える、世の中の流れに柔軟に対応できる。ただし、軸をしっかりしていないとふらふらしてしまい、定まらない。それでは勿体ないので、軸を持つ。軸を持つには自分にとって何が大切か、得意かなどをよく考えておくこと。そして最後に、自分の思っていることはアウトプットしてやる。そうすると色んな人の意見が貰える、仲間が増える、反対意見もあるが自分の考えを練る良い機会になる。

ちとまとまらなかったがこんなことを感じた。

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